難しそうな道路縦断図も、最初はたった2本の水平線から!
道路縦断図を見て、「線や数字が多くて難しそう」「どこから描き始めればよいかわからない」と感じたことはありませんか?
CDIキャリアスクールでは、かんたんな水平道路から始める6ステップの作図教材を制作しました。下り坂、勾配の変化、縦断曲線へと少しずつレベルアップし、最後は実際の道路縦断図から取り出した80mの区間に挑戦します。
図面はAutoCADで作成した学習用の例です。まずは赤い計画線、ピンクの地盤線、そして下段の勾配・計画高・地盤高・測点の帯に注目してご覧ください。
※図面画像をクリックすると新しいタブで開きます。スマートフォンでは拡大して数値をご確認ください。画像は学習の流れを示す完成例です。
目次
かんたん6ステップで、どこまで描けるようになる?
STEP 1 水平な道路 → STEP 2 下り坂 → STEP 3 勾配変化 → STEP 4 凹形縦断曲線 → STEP 5 凸形縦断曲線 → STEP 6 実際の80m図面
STEP 1 水平な道路の縦断図
まずは超かんたん! 2本の水平線からスタート。 計画線も地盤線も水平です。5つの測点と高さを対応させることで、「縦断図の基本構成」が見えてきます。勾配帯には水平を表す0.000%が記載されています。
STEP 2 下り坂の道路の縦断図
道路が下り坂になると、何が変わるでしょうか? 計画線が右下がりになり、計画高も測点ごとに変化します。勾配帯を見ると、下り勾配2.000%であることがわかります。
STEP 3 下り坂から水平になる道路
途中で道路の傾きが変わります。 前半は下り勾配、後半は水平。赤い計画線の折れ目と、勾配帯の区切りに注目してみてください。次のSTEPで、この折れ目を滑らかにつなぎます。
STEP 4 縦断曲線で滑らかにつなぐ道路
折れ目に縦断曲線を入れると、道路の高さがどう変わるでしょうか? 下り坂から水平へと滑らかに移る、凹形(谷形)の縦断曲線です。図には曲線長を表すVCLと、半径相当値を表すVCRも登場します。
STEP 5 上り坂から下り坂になる道路(凸形縦断曲線)
今度は、道路が山のような形になります。 上り勾配から下り勾配へ変化する凸形の縦断曲線です。STEP 4の凹形と比べると、曲線のふくらむ方向や勾配帯の形の違いがわかります。
STEP 6 実際の道路縦断図80mに挑戦!
最後は実際の道路縦断図を題材にした80mの区間です。 地盤線に起伏があり、測点も単純な20m間隔だけではありません。それでも、ここまで学んだ計画線・地盤線・勾配・計画高・測点の見方を使えば、図面の内容を一つずつ読み解けます。
「図面を読める」から「CADで描ける」へ
6枚を見比べるだけでも、縦断図にどのような情報が描かれているかがわかってきます。「自分も、少しずつなら描けそう!」と思っていただけたら、最初の一歩は成功です。実際にCADで描くには、縮尺の設定、測点の配置、計画高の扱い、帯の整理などを、演習を通して一つずつ身につけていきます。
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※本ページは図面の読み方・CAD作図学習の紹介です。実際の道路設計・申請では、設計条件や関係技術基準、測量成果などの確認が必要です。
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